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西村京太郎さんの訃報 [ニュース]

作家部門の長者番付の常連の太郎さんと次郎さん、太郎さんこと西村京太郎さんが亡くなりました。
私はどちらかといえばあまり小説は読まないのですがそんななかでも次郎さんこと赤川次郎さんと西村京太郎さんの作品は数多く読みました。

一番最初に読んだ西村作品は「終着駅殺人事件」でした。
常磐線経由で上野~青森を結んでいた寝台特急「ゆうづる」を舞台にした小説でした。
後にドラマ化されましたがこの単行本1冊の内容を2時間程度のドラマにするのは無理があるなぁと思ったりも(笑)

西村さんの作品といえばまずは思い浮かぶのは十津川警部と亀井刑事のコンビですね。
トラベルミステリー以外でも数多くの作品に出てきています。
この十津川シリーズはテレビ各局で映像化されていますが・・・・三橋達也さん、渡瀬恒彦さん、高橋英樹さんあたりが思い浮かびますかね?
私の中で一番イメージに近いのは三橋達也さんですが渡瀬さんをあげる人も多いですね。
私は逆に渡瀬さんのイメージが一番遠いような気がするのです、あくまでも個人的感想ですが。
テレビ局の演出もあるのですが渡瀬さんの十津川警部が一番刑事ドラマっぽい演出でわりと攻撃的なところがあるような・・・原作とはちょっと違うかなぁと思ったりもしました。
こういうあーでもないこーでもないといった議論も楽しいのですが映像化によって原作のイメージが崩れるのを嫌って長く映像化を断っていたのがさきほどの太郎さんこと赤川次郎さんだったと思います。

夜行列車の廃止やスマホの普及なんかでなかなか時刻表トリックなんかが使いづらくなってきてただその列車が舞台なだけの作品なども少なくなかったですがそれでも鉄道好きの私にとっては楽しく読める小説でした。

1年中締め切りに追われてゆっくりできない日々が続いていたかと思います、少しのんびりと空の上から鉄道を眺めてみるのも良いのではないでしょうか、楽しい作品をありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。
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